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書籍・雑誌

2019年4月30日 (火)

書店にて 2

自宅の絵本棚充実のため、少しづつ基本的な絵本を買って行くことにした。とりあえず、我が家から近い二つの駅にある大型書店をそれぞれ見て回った。子どもの本コーナーとしてはある程度の大きさは確保されていて相当本はあるのだが、探し求める絵本の基本書はごくわずか。それに、本棚の配置がごちゃごちゃしていて分かりにくかった。ふたつとも、リニューアルされる前はまあまあ良かったのに、残念。専門の人が棚を作ると違うのだけれどな~。子どもの本に詳しくない一般の方が、子どものために本屋で本を選ぶのは、相当難しいと思った。

おはなし会では、子ども時代に出会わせたい絵本をきちんと選んで行こうと思う。自宅の本棚にある絵本を持って行くのが手っ取り早いので、選書が狭くなりがちになるけれど、おはなしを聞く子どもの側の視点を忘れないようにしなくては・・・。大げさな言い方になるかもしれないけど、「選ぶ」ことには、責任がついてまわるのだと私は思う。私が行っている保育園には基本的な絵本が充実しているため、それ以外の絵本を選ばなくてはならない。絵本は子どもの心の成長の助けになる。絵本の楽しさを共有することは、子どもにとってはとても嬉しいことなのだけれど、大人の良かれと思うおせっかいな気持ちの押し付け、勝手な大人の側の面白い感覚の押し付けをしないように、時々自分を戒めている。そんなつまらない選書をした時は、子どもたちが私に気づかせてくれる。子どもたちは先生だ。頭を低くして、子どもと同じ目線に立って、私自身の大人の感覚を磨いて、絵本を選ばなくては。

 

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2019年4月 9日 (火)

書店にて

今日は多くの大学や高校の入学式のようで、駅周辺にはパリッとしたスーツ姿のお母さんと子どもが多くいた。長い冬の後に見るストッキングとパンプスが私の眼には新鮮に映る。私が書店の文庫本コーナーで物色していると、お父さんらしき人の声がする。見れば、40代くらいの若々しいお父さんと娘のペア、高校の入学式の帰りのようだ。お父さんは、入学式帰りの他のお母さん方に負けないくらい頭から足の先までキラキラ輝き、張り切っている様子が伝わってくる。娘は他の子ども達同様やや表情が固い。今日は緊張と不安でいっぱいの一日だったんだな。耳の両脇できりりと髪を結び、まだ新しい布の匂いがしそうな紺の制服姿が初々しい。

お父さんは読書が好きなようで、文庫本コーナーに置いてある本のジャンルをひとわたり娘に説明している。時折、「これは、お父さんが次に読みたい本だ」「このジャンルは、お父さんは好きだけどね」と感想が混じるのが微笑ましい。「面白いと思ってどんどん読みたくなる本を選べばいい。ゆっくり探しなさい」と言ってお父さんは娘のそばから離れて行った。

これから、あのお父さんと娘は、本を間に挟んでたくさんの会話ができる。人は好きな本を語る時、その人自身を感じることができるし、人生の深みや価値観も自然とお父さんは本を通して娘さんに語ることができるだろう。今日は、入学式終わりのキラキラ☆のおこぼれをいただいた気分。いい光景だったな。

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