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2020年6月13日 (土)

「運定めの話」その6 炭焼き小五郎

「炭焼き小五郎」こと「真野長者伝説」は、仏教との関わりも浮かび上がります。長者(炭焼き小五郎)と玉津姫の娘・般若姫は輝くような美しさで、朝廷は何度も都に上がるよう使者を送ったが長者は一人娘であるからと断り続けたという話もあります。そこで、娘の顔を絵に描いて箱に入れて都へ差し出したところ、皇子がそれを見て本物の姫を見たいと豊後に行ったということになっている話もあります。これを追求していくと昔話の「絵姿女房」へと行くのですが、この道へは行かないことにします。

皇太子は即位して用明天皇となりました。用明天皇の父は欽明天皇で母は蘇我稲目の娘です。そして、彼の第二皇子が聖徳太子です。聖徳太子の母は蘇我稲目の娘で穴穂部間人皇女。仏教を広く大和に広めたのは聖徳太子と蘇我氏でしたよね。炭焼き小五郎に都から会いに行った玉津姫は久我氏とされていますが、蘇我氏であると言われています。近松門左衛門は、「用明天皇職人鑑」という人形浄瑠璃にこれを題材に取り上げました。真野長者と玉津姫の間に産まれたのは、般若姫ではなくて聖徳太子だったという異説を元にしています。ふっ~、いろいろ説も流布していたのですね。ホームページを見ていくと、真野長者安曇野族説という説もあり歴史ロマン溢れる題材であることがわかりました。

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