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2013年11月11日 (月)

蕪 と ネズミ 「おおきなかぶ」

「おおきなかぶ」 (内田莉莎子/再話 佐藤忠良/画 福音館書店)の絵本は、ロシアの昔話です。おじいさんが大切に育てたおおきなかぶを、おじいさん、おばあさん、孫娘、犬、猫、ネズミが力を合わせて引っ張ると、やっと抜けました。

ロシア人にとって蕪は、野菜の中でも最も古くから栽培されてきたもので、パンと魚につぐ重要な食糧でした。蕪は寒さに強く、寒冷地でも育ち肥料要らず、「かぶの蒸し煮よりも簡単」という慣用句まであるそうです。また、凍傷にかかった部位に蕪を張り付けておくと、治りが早いともいうそうです。

ロシアには、蕪のヒゲ根の部分をネズミのしっぽに見立てて、「長いしっぽがあるけど、ネズミじゃないものなーんだ?」(答えは、蕪)というナゾナゾもあります。

蕪の保存場所は農家の床下、そこはネズミの住処でもあります。「ネズミよ、ネズミ、自分のは蕪の歯を取り、私に骨の歯をおくれ」これは、子供の歯が抜けた時の呪文です。日本でも、「ネズミの歯とかえとくれ」と言いますね。ロシアのネズミと蕪の関係は、日本のネズミと米の関係に似ているような気がします。

Photo


今夜のおかずは、ネズミのしっぽのような蕪にしましょう。左は、しっぽが2本!?

参考資料:

  『「大きなかぶ」はなぜ抜けた?』 小長谷有紀編 講談社

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

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